パイの上にブラックベリーのジャム、スポンジ、栗の渋皮煮、ラム酒入りカスタード、ホイップクリーム、マロンペースト。
モンブランが苦手なわけはその甘さだと思ったので、少し塩をきかせたパイ生地の上に酸味のあるジャムをのせ、そこから、スポンジ、栗の渋皮煮、ラム酒入りカスタード、ホイップクリーム、マロンペーストと重ねたら大成功。
ただ、初めて買った生クリームが緩過ぎにしか泡立たず、かつそれが固まるのを待たずにペーストをのせたら雪崩が起きたので、やけくそになりながらプラスチックで囲った。
栗仕事で手間のかかるのはマロングラッセだと思っていたけれど、渋皮煮のほうが上だった。
おまけに虫嫌いな私がそれなりの量の栗をどうにかしようとするとそれなりに栗食い虫ともコンニチワするわけで、夜中にギャーギャーわめきながら、1キロの栗を渋皮煮にして、1キロの栗をペーストにした。
かといって栗好きかと聞かれれば、普通に好き、つまり”普通”なわけで、モンブラン後の栗をどうしようか考え中。
でも、こういう手間のかかるものを100%手作りすると達成感がある。
牛の放牧や乳搾り、栗の栽培や小麦の栽培と加工とかはしていないけれども。