昨晩仕込んで、朝焼きました。
パンを焼く日の朝は少しきついけれど、焼きたてのパンの香りを想像しつつ五時起きです。
バゲットよりもプティパン(手のひらサイズの目の詰まったパン)を好む彼も、美味しい、と言ってくれました。
パリパリむっちり、フランスのバゲットの噛みにくさを思い出します。
一般的に気泡の多いバゲットが良いとされているらしいのですが、私はその点、助かっています。
穴を作るよりは作らないほうが簡単ですから。
それにしても、何度作っても成型の仕方がよく分からん。
朝ごはんを食べながら、バゲットの数え方の話になりました。
フランスでは、バゲットはスライスせずにぶつ切りのように塊に切ります。
よって、『一枚のバゲット』とは決して言わず、『一切れのバゲット』と言うのです。
確かに、穴が沢山あるものを薄く切るのは難しいですよね。
一つ勉強になって、爽やかに彼を送り出した朝でした。