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Nos 3 jours à Paris (du 28 au 30)
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パリの地下鉄は、パリの地下鉄のにおいがする。
ここでの私の欠かせない目的は、製菓調理用具を売っている店に行く事だった。
口金と小さな鉄のフライパン、プラスチックのカード、マルチグレイダー、チョコレート、バニラ、エスプレット唐辛子を買った。
体の調子が芳しくなかったが、何か口にしたほうが良いと思い、野菜スープのあるカフェに入る。
マクの、スモークサーモンとポワロー葱、ミモレットのキッシュも美味しい。
数日間電車乗り放題のパスを買い、とある駅で降りた。
古いパッサール内にはスープ屋をよく見かけ、さっきまで一生懸命それを探していた私たちは何だったのか。
行ってみたかったパティスリーの店内でショコラショーとタルトシトロンを頼んだ。
店内で食べると”おまけ”に四つのボンボンショコラがついてくる。
一種類はラベンダー、もう一種類はおそらく、こちらでよく食べられている私の最も苦手な米だった。
地下鉄に乗って休憩し、ついでに夜のオペラ座を見て友人二人と合流した。


翌朝、友人が、モンマルトルの丘で朝日が昇るのを見たい、と言い、私も賛同した。
20分歩き、丘に登ると、霧で一面白く濁っていたが、それはそれで白黒写真のようで綺麗だ。
寺院では丁度ミサの時間で、本物の聖歌を聴き、その雰囲気は勿論、音を聴いて改めて教会そのものの造りに感動するものがある。まさに、歌うためのこの形なのだ。
丘を下りながら、たまたま”アメリの八百屋”でクレモンティーヌを買い、家に戻った。

日本人が二人いると、朝に野菜や塩っぽいものも食べようという事になる。
パンに、サラダ、スモークハムと目玉焼きを挟み、ブラックベリーのヨーグルトとさっきのクレモンティーヌ、チーズを食べたいフランス人達はご自由に、窓辺のテーブルいっぱいに美味しい朝を楽しんだ。
午後はもう一人の友人も合流し、皆でクリスマス市巡りをする。
コンコルド広場、シャンゼリゼ(ここに来たら万国共通であの歌を口ずさんでしまう)の先で大きな市をまわり、さらに二人の友人と合流したらマレ地区で一杯ひっかけ、明日また会う約束をし、家でタルティフレットを作って食べた。
フランス人にチーズの話をさせたら止まらない。そして、その時の目の輝きといったらない。
”ゴキブリポーカー”なるカードゲームで残りの夜の時間を過ごした。


三日目は、まずマルモッタン美術館に行く。
パステルカラーの装飾に、モネの独特に柔らかな色づかいの絵画、彼の人生。
近代フランスのクラシック音楽が頭に浮かび、まさにその音楽がある部屋から聞こえてきた。
昨日会った友人とラファイエットを別々に回り、私は本とぬいぐるみの階を見に行く。
本の階はかなり規模が小さくなっており、近くのフナックに行ってその意味が分かった。
マクには地下でエルメの新しいマカロンを二つ買ってきてもらい、一階下のベンチに座ってすぐに食べた。
あら?日本のエルメのほうが食感が好みだけれど、今回のこの感じは全世界共通なのかしら。
ねずみのぬいぐるみは、ぬいぐるみとしては高価格だったので諦めた。
すぐ近くのカフェは店員の男性の感じがとてもよく、次の再会を願って、彼らと別れた。

今夜は長い。
初対面、知り合い、友人、十人強が集まり、チーズと肉、グラタンドフィノワで酒をすすませた。
私一人が果物ジュースで、持ってきてもらったグラスもおばあちゃんの家にあるようなお子様用の柄だ。
店主は全てを一人でこなしていて、もう70歳くらいだろうか、忙しく動き回っている。
これだけ出来れば、むしろ人を雇うほうが仕事しにくいのだろう。歳を重ねてなお、元気な人には感心する。
私はサラダを頼みたかったが、こちらに来て野菜をあまり食べずに体重が落ちた(よくテーブルにあがる”肉”はあまり欲しくないので多くはとらない)ので、体には良くないけれど今夜もそれでいいか、と諦めた。
話は尽きず、バーへ移動し、家に戻っても宴は続いた。
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by ulaomote | 2010-12-30 23:01 | フランス 2010
MEGAMIND
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Lille近くのLommeに、メガマインドという映画を観に行った。
マクとお母さんと三人で、お母さんはアニメが好きではないらしく、Redという映画を同じ館内で観た。
マグナム(アイス)のダブルチョコレートとアイスレモンティーを片手に、一時間半はあっという間に過ぎる。
アニメでは脇役が可愛いと思うことが多いのだが、今回も青い頭の主役の部下のお魚にやられた。
3D眼鏡はお持ち帰り専用だった。

映画の後は、目の前にあるピザハットのレストランに直行。
日本のピザハットを想像していた私は、鉄鍋で焼かれたパンピザの生地が香ばしく中はふわふわで美味しくて驚いた。
パンピザでも、こんなふうに美味しくできるんだ。というのも、普段はパンピザの生地が私は好きではないのだ。
他のも、日本のピザハットより脂っこくなくてずっと美味しい。こんなに違うなんて、別の名前で展開するほうがいいと思う。


私達の北での二週間弱の滞在はもうすぐ終わる。
明朝は、パリへ移動だ。
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by ulaomote | 2010-12-27 21:15 | フランス 2010
"N"oyeux "J"oël !
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b0143305_333193.jpg今日は、マクのお母さんの両親とクリスマス。
二人で、”ジョワイヨノエル!”ではなく、”ノワイヨジョエル!”と私達を迎えてくれた。ベタな冗談は、万国共通だ。
生牡蠣・海老・蟹で始まり、フォアグラ・帆立貝のグラタン・ローストビーフ・チーズでお腹いっぱいなのに、スペキュロス味のアイスビュシュドゥノエルは別腹だった。おじいちゃんは、シャンパンにピノ・ブラン、ピノ・グリ、ソーテルヌ、11年物の赤ワイン(何だったっけ)と、一皿ごとにお酒を選んで皆に勧めたが、誰もおじいちゃんの勢いについていけず、ほんの少し残念そうだった。おじいちゃんは、よく食べ、よく飲み、でも一応砂糖と塩のとりすぎには気をつけていて、よく歩き、運動もする。猫背にならないようにいつも気をつけているし、とにかく元気なのだ。

私が本調子ならもっと良かったのだが、また次に二人と会える日を楽しみにとっておこうと思う。だから、またね!
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by ulaomote | 2010-12-25 18:55 | フランス 2010
Réveillon de Noël
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クリスマスイヴは、17時にマクのお父さんのバーで待ち合わせした。
お父さんと会うのも3年振りで、変わったのは聞いていたのだが、すっかり別人のように痩せていて始めは彼だと気づかなかった。
お客さんがよく出入りしていて、私は”エル・ア・ターブル”、マクは科学の雑誌と漫画を読みながら仕事終わりを待った。
お父さんは、「フランス語の勉強のために」と、私達が最近よくやっているクロスワードの雑誌をくれた。


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今夜は、総勢14人が集まった。
食事の前に子供たちのプレゼントの時間ということで、それは豪華なプレゼントに、フランス中の人たちがどうしてクリスマスプレゼントにそんなに頭を悩ませているのか分かった。そして、”かわいい盛りの男の子にレゴ”の法則、”青春真っ只中の年頃の子には電化製品”の法則、も、三年前と同じだ。
晩餐のメニューは、サンドイッチ・フォアグラと無花果のジャムとパンデピス・スモークサーモン・鴨とベーコンと牛のタルタルのサラダ・雌鹿のローストと付け合せの野菜・二種類のビュシュドゥノエルだった。
私の隣はおじいちゃんで、フランスのキノコ切手のコレクションで北部で3位になった話や、シャンパンのタブを嬉しそうに集めていたのがかわいらしいと思った。斜め向かいに座ったおばあちゃんは、何かあるたびに私にウィンクした。
この家で飼っているアルザスの雪山から来た大きな犬も、皆が笑顔で温かい部屋を、外から楽しそうに眺めていた。
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by ulaomote | 2010-12-24 23:59 | フランス 2010
Musique traditionelle du Nord
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六歳のミカエル、可愛かった!
おじいちゃんのセーターを後ろから引っ張りながらひと時も離れず、本当によくお手伝いをする感心な子だ。
お母さんは、「私は働いてるから、あの子とあまり遊んであげられないのよ。」と言っていたが、おじいちゃんも毎日働いている。
子供は正直だ。
そして、私が子供とその周りの人間に会うたびに思うのは、皆が、日本みたいに子供だからといって子ども扱いをしていない事。
もっと近づいていって頬ずりをしたくなってその子の事をチラチラ見ちゃうのも、私くらいだ。


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昨夜は、マクのお母さんの仕事場主催のクリスマスパーティーだった。
毎回、音楽家を呼んでコンサートをしてもらうらしいのだが、今回のテーマは”フランス北部の伝統音楽”だった。
演奏自体はイマイチだったが、私は実物を初めて見る楽器がいくつかあり、とても興味深かった。
ビュッフェでは、サンドイッチやパン、シュケット、ミニャルディーズを、ビールの飲めない私もベルギービールと一緒に楽しんだ。

ある人に、「南から来て、この空の色と雪、寒さは悲しくなっちゃうでしょ?」と聞かれた。
そして、「でもね、私達はその代わりに、心の中に太陽を持って生きているのよ。」と。
その意味をよく理解させてくれる、朗らかで素敵な女性だった。
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by ulaomote | 2010-12-23 14:40 | フランス 2010
Kit pour cake
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卵、牛乳、菜種油と一緒にぐるぐる混ぜるだけのケーキキット。
普段こういうセットになったのは買わないので、一晩悩んだ挙句、やっぱりこのパステルカラーが忘れられず、味に期待しない事を心に誓い、購入・・・したはずが、当たるはずのない宝くじでも期待してあれこれ想像し、案の定結果にがっかりしてしまうのと同じ現象が・・・起きた。
でも、それまでに思いっきりウキウキしたからいいの!
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by ulaomote | 2010-12-21 20:17 | フランス 2010
Chez le dentiste
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マクの歯医者の10時の診察について行った。
その歯医者の場所が分からなくて他の歯医者で尋ねると、皆親切に教えてくれ、道を横断するときも、人が渡ろうとすると嫌な顔ひとつせず車は止まる。日本では当たり前の事でも、ここでは違う。北部の良い所は、人が親切な事だという。
連日の銀世界に南を懐かしむ気持ちが大きかったが、明日の外出も楽しみになった。
そして、無事歯医者に着き、最初は待合室(写真)に一人だったので鼻をかみ放題だったが、途中から他の方もいらしたので横を向いて遠慮がちにズズ~っと。静寂の中で鼻をかむ緊張感ったらありゃしない。
マクは奥歯の中に大きな虫歯があったらしく、私の歯よりエナメル質が多くて随分綺麗そうにみえるのに、見た目に騙されちゃいけないとは思いつつ、まんまと「どうしても眠たいなら歯磨きは明日でもいいよ」と何度言ってしまったことか。

歯医者の後、彼の失業申請をしに行った。
フランスでは、一生のうち4ヶ月(半年かも?)以上働けば、次の仕事までの間、最後の給料の60%の失業手当が出るらしい。
彼はつい最近今までの仕事を終え、次のステップの仕事が一ヶ月半後から決まっているのに、その間のぶんも出るらしい。
公共の手続きの遅いフランスにあって、この迅速さと手厚い補助はなんなのだろう。

昼は、トルコ人のケバブ屋に行った。
私は常々、こちらで食べるケバブの肉自体の味に物足りなさを感じていたのだが、それはイスラム教国家の本場同様ハラール肉を使用しているからのようだ。という事は、私達が食べている肉は、血の味も含めて”肉”としておいしく頂いている事になる。
食べ物の命に、改めて感謝だ。
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by ulaomote | 2010-12-20 18:00 | フランス 2010
Bonhomme de neige
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さらさらの粉雪は、この大きさの雪だるまが精一杯だった。
台所の窓の外に、キッチンペーパーで表情をつけてもらった雪だるま。こんにちは。
クリームをたっぷりのせたコーヒーを立ったまま飲みながら、室内から鑑賞。


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マクの妹も、近くの町で彼氏と住む部屋を探している最中らしく、しばらくするとお母さんもこの家に一人住まいになる。
ほんの少し寂しそうに、でも、新しい仲間が増える事をとても喜んでいるようだ。
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by ulaomote | 2010-12-19 16:41 | フランス 2010
Ypres
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いくらここが北仏だとはいえ、通常はこんなに雪が降り続けることは無いという。
だから、雪用タイヤも履かせていない車では、もうお手上げ状態だ。
今朝は、やっと近くの郵便局に出掛けた。
角を曲がる時、その角を曲がろうとしたご婦人に「車も曲がるよ!滑らないよう気をつけてね!」と車内で叫んだが、声は届かなかったようで、ご婦人は足を少しツルッと滑らせ、お互いに笑った。バゲットを沢山持っていた。

ここにいて、あと一つ残念なのは、マクのお母さんが食に対して関心や知識があまり無い事だ。
冷蔵庫に食べかけのものを入れても何を被せるわけでもなく、6日前のアンディーブのクリーム煮はもはやどうなっているかも知りたくないし、昨日のほうれん草カレーもお皿に広げられて冷気で乾燥されっぱなし。さっき作っていた果物のサラダも、籠に盛られたご高齢のシワシワ果物を既に目にしている者としては、どう”控えめに頂く”かを考える時間が必要だ。
私は、彼女の日常にどれだけ入り込んでいいのか分からないので、”息子”伝にしようと試みるのだが、当の息子は、自分の意見なのだから自分で言え、という。そこをどの程度言って良いものか分からないから頼んでいるのに。
こういう時、知っている他の男性と比べて、あの人だったらきっとこうしてくれるだろう、と考える。


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そんなこんなでふてくされていたら、ベルギーはフランドル地方の都市、Ypres(イーペル)に連れて行ってもらえる事になった。
第一次世界大戦で廃墟と化した元の古い町並みが可能な限り再現されており、天気がよければもっと美しさが映えるだろう。
ここでは、山登り用の靴下とスキー用の靴下(単なる防寒対策)と蛙のグミを買った。
帰りに寄ったベルギーのスーパーマーケットは、数キロしか離れていないフランスのひどい品物とは比べ物にならず、北だから新鮮なものが手に入らないのではなく、フランス人がやる気がないだけなのだと分かった。
国民性って、やっぱりあると思う。
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by ulaomote | 2010-12-18 14:12 | フランス 2010
Ses 13 ans
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13歳の頃のマク、発見。
こっちのほうが、妹さんにも似ている。
思わず、いつから”ファニーフェイス”になったの?と聞く、まさに”ファニーフェイス”の私。

昼は、ほうれん草のカレーを作って、仕事の合間に戻ったお母さんと3人で食べた。
アルルで買ったカマルグの米は、フランスで割と簡単に手に入る米のなかで、今のところ一番美味しい。
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by ulaomote | 2010-12-17 14:04 | フランス 2010
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